監査について

監査というと一般には大企業に対する公認会計士の監査とPTAなどの会計監査を意味することが多いが、監査は会計監査のみではなく、業務監査、経営監査などがある。監査の中で会計監査は重要な監査であるが業務の結果で導き出される財務諸表は、財務諸表になり前に事前に業務監査を行い、改善することが必要なのです。結果が出てしまってからでは遅いのです。その前に事前に業務監査を行い改善して財務書表に良い結果を報告することこそ大切なのです。
経営監査については、従来の経営監査は内部監査で外部監査人に経営監査を依頼することは殆どありませんでした。ここにきて、公認外部監査人制度がができて初めて公認外部監査人の経営監査を受ける下地ができました。

監査とは!
事務処理または業務処理等を行った者と異なる者が、その処理が適法又は適正か問題ないかを調査することです。

監査の分類!
・会計監査と業務監査及び経営監査があります。会計監査は、財務書類の監査です。業務監査は、財務書類の監査を除く組織の業務の全てに関する監査です。
経営監査は経営に関わる全てを含んだ監査です。
・内部監査と外部監査があります。内部監査は、組織内の監査担当部署、監査役等が行う監査です。外部監査は、公認会計士、外部監査人等の第三者が行う監査です。

監査の担い手!
会計監査は、財務書類の監査を言いますが、公認会計士が外部監査として行います。業務監査を行う国家資格はないと一般には解釈されていますが。行政書士は、事実証明に関する書類の作成を業とします。事実証明に関する書類には業務監査報告書が含まれますので業務監査は行政書士の業務と言うことができます。
経営監査は、内部監査で行われることが多いのですが、これからの経営監査は外部監査が求められるようになります。経営監査の外部監査について特別な法令がありませんのでコンサルタント等が行うことができますが、経営監査の外部監査は公認外部監査人が担当することが良いと考えます。

外部監査の重要性!
人の組織は、不正とウッカリが無くなることはありません。内部監査は時として甘く手を抜くこともあり得ます。そこで第三者である外部監査人の監査が必要になります。